焼酎好きが生んだサツマイモが生んだ焼酎

一見、お相撲さんの名前のような、日本酒のようなネーミングの「富乃宝山」は、鹿児島の焼酎の名前でした。読み方は、「とみのほうざん」。まあ、これ以外の読み方で読む人も少ないとは思いますが・・・。

富乃宝山の原料は黄金千貫というサツマイモと、黄麹というこめ麹。
富乃宝山の原料である、サツマイモの品種、黄金千貫は、1966年に、生まれました。
後の有名な紅あずまなどは、黄金千貫が、親なんだそうです。

そして、この黄金千貫という品種を作った、研究者の坂井健吉さんは、なんと無類の焼酎好きだったんだそうです。

農林省の九州試験場に赴任する際に、坂井さんは、先輩から、「九州に行っても、いい品種はつくれないけど、九州の焼酎の消費は伸ばしてくれるだろう。」というような意地悪、ジョークを飛ばされたのだそうです。
蓋を開けてみると、坂井さんは、すばらしいサツマイモの品種を作った上に、焼酎の消費を増やすことにも成功しました。

富乃宝山が今、大人気なのも、この坂井さんのおかげであるとも言えますね。

黄金のサツマイモは焼き芋にして食したい+1 !

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富乃宝山を生み出した会社
富乃宝山を製造した、会社は、西酒造さん。(西酒造株式会社)。鹿児島県に本社がある、焼酎製造業者です。創業は、古く、1845年です。焼酎業界の老舗中の老舗という貫禄を感じます。そんな、歴史も古い、西酒造さんですが、西酒造さんがおいしい富乃宝山を作れる理由、長く、焼酎業界で生き残っている理由がわかりました。その理由を知り、私は自分はなんで、アルコールが好きではないのか?と、がっかりしているところです。
焼酎の効果
お酒好きに朗報です。そして、お酒を飲めない人は富乃宝山のような焼酎を飲めるようになりたいと切望してしまうことでしょう。焼酎には、いいことがいっぱいありました。まずは、血栓を溶かす作用があるということ。つまり、脳梗塞や血栓症を予防する効果が焼酎にはあるのです。血液をサラサラに保ってくれるのです。そして、老人性痴呆症やアルツハイマーの予防にも効果があるのだそうです。焼酎を飲むことで、脳が活性化されるの